デジタルペーパーと液晶タブレットを比較!あらゆるソリューションを提供する株式会社F&Lソリューション
現在、多くの企業でDXを推進しています。そのひとつがペーパーレス化。書類をデータ化することで、紙・印刷代などのコスト削減につながるだけでなく、資料を探しやすくなり、いつでも書類を閲覧できることから業務の効率化も期待できます。DXが進む現代において、デジタルペーパーは必要不可欠です。
導入を考えているものの、なにから始めればいいのかわからないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。今回は、デジタルペーパーの導入に関して、液晶タブレットと比較しながら詳しく解説します。
目次
タブレットを比較!ペーパーレス化のツールとデジタルペーパーのメリット
ペーパーレス化とは、紙を使わずに業務を進めることです。コスト削減、業務効率化などのメリットがあるペーパーレス化。ここでは、今まで紙で管理していた資料をデジタル化したいけど、なにから始めたらいいかわからないという企業の方に向けて、ペーパーレス化を実現するための方法、ペーパーレス化に必要なツールを解説します。
デジタルペーパーをはじめ、ペーパーレス化を実現するためのツール
紙に依存せず、電子データを用いて業務システムを構築することを「ペーパーレス化」といいます。そんなペーパーレス化を実現するためのツールを、5つご紹介します。
- デバイス
- クラウドストレージ
- 情報共有ツール
- Web会議ツール
- 電子署名
デバイス
データ容量や処理能力、画面の大きさ、見やすさを考えるとPCが一般的です。しかし、タブレットやスマートフォン版のアプリもPC版に近い機能を使えるようになってきたため、PCにこだわる必要はありません。使いやすいデバイスを選びましょう。
クラウドストレージ
クラウドストレージとは、Googleドライブのようなインターネット上に書類などのデータを保管するためのツールです。誰でも簡単にアクセスできるため、保存・共有をスムーズに行うことができます。
情報共有ツール
情報共有ツールとは、業務の進捗状況や、顧客管理・社内のコミュニケーションなど、ビジネス上の情報を伝達して共有するためのツールです。リアルタイムで社員同士が情報をやり取りできるため、物理的に遠い場所にいても「報告・連絡・相談」を徹底することができます。
Web会議ツール
Web会議は、オンラインでミーティングや会議を行えるツールです。好きな場所から会議に参加できるため、遠隔地の社員やクライアントと会議を行えます。画面共有モードで資料共有が簡単にできます。
電子署名
電子署名とは、書類に捺印するためのツールです。電子署名を活用すれば、社員がどこにいても印鑑を押すことができるため、ビジネス上のやりとりがスムーズになります。取引先との契約も、オンライン上で完結でき、書類送付の手間や送料の軽減にもつながります。
タブレットと比較!デジタルペーパーのメリット
ペーパーレス化に必要なツールの一つがデバイスですが、近年ではデジタルペーパーが活用され始めています。見た目はタブレットと似ていますが、タブレットとデジタルペーパーは何が違うのでしょうか。
デジタルペーパーには、以下の4つのメリットがあります。
- 目に優しい
- 消費電力が少ない
- 非常に軽量化されている
- 剛性が高くタフな環境下でも使用に耐える
ここからは上記の中でも特に注目すべき2点について、タブレットとデジタルペーパーを比較しながら解説します。
目に優しい
液晶の画面を長時間見ていると目が疲れませんか?紙の印刷物は、太陽や照明などの光が紙にあたって反射した光を見ています。それと比較してみると、タブレットのディスプレイには液晶や有機ELが使われています。これらのデバイスはディスプレイの裏側から直接光が出ているため、その光が目に入って疲れやすいのです。
その点、デジタルペーパーは、紙と同じく反射した光を見る反射式。当然ブルーライトもありません。紙の印刷物を見ているのと同じ原理なため、デジタルペーパーと呼ばれているのです。デジタルペーパーの詳しい仕組みについては次項で詳しく解説します。
消費電力が少ない
デジタルペーパーはタブレットと比較して消費電力が少ないことが特徴です。その理由は以下の2点にあります。
- 光を発しない
- 電源を切っても表示される
タブレットに使われている液晶や有機ELは光を発生させており、表示時は常に電力が必要です。しかし、デジタルペーパーは、発光する必要がないのでタブレットと比較すると電力消費が少なめ。また、電源を切っても映し出された内容が表示されたままで消えることがありません。同じものを表示させ続けるならば電力を必要とせず、表示を切り替えるときだけ電力を使うので省電力の実現が可能なのです。
デジタルペーパーの仕組みと必要性
ペーパーレス化を行う際のツールについて、比較も加えながら詳しくご紹介しました。ペーパーレス化にともない、必要なのが紙の資料の代わりになるデジタルペーパーですが、抵抗があったり導入のメリットがわからなかったりする方もいるのではないでしょうか。
ここでは、デジタルペーパーの仕組みとその必要性を解説します。導入を検討されている企業の方は、ぜひ参考にしてみてください。
デジタルペーパーの仕組み
デジタルペーパーは、紙の「軽くて持ち運びしやすい・読みやすい・情報が消えず安定している」という長所を生かしつつ、電子化されたデータを表示するデバイスです。見た目はタブレットと似ていますが、デジタルペーパーはバックライトを持っていません。バックライトがないため消費電力の大幅な削減を実現しています。フィルム状の前面板と駆動用の背面板を組み合わせたシンプルな構造の薄くて軽いディスプレイです。
デジタルペーパーは、ピクセルの色を電気的に制御することで、絵や文字を表示させています。ピクセルを並べた「電子インク層」を透明な電極ではさみ、ピクセルごとに電圧をかけて表示を制御するというのが基本的な原理です。現在利用されている電子インクを4種類ご紹介します。
電気泳動方式
カプセル内に帯電粒子の顔料とオイルを封入し、電圧をかけると選ばれた色の顔料が表示面側に集まることで表示させる方式。最も早く商品化されたメジャーな電子インクです。
QR-LPD方式(電子粉粒体方式)
空間中に電気を帯びた粉末を封入しています。電圧をかけることでその粒子が移動し、表示面側に選ばれた色の粉末を集めて表示する方式。電気泳動方式と比較して、応答性能の良さが特徴です。
エレクトロウェッティング方式
セルの中に水と色のついた油を入れ、電極の表面を疎水性化合物で覆っています。疎水性化合物で覆われた表面の油膜に電圧をかけることで変化させ発色させる方式。動画をスムーズに表示できるデジタルペーパーとして注目されています。
コレステリック液晶方式
コレステリック液晶は反射時に特定の色だけを反射する性質があります。「赤」「緑」「青」の3枚の液晶をずらして重ね、反射する性質を利用してフルカラー表示させる方式です。
なお、デジタルペーパーの性能は、透明電極・電極をはさむ基板(フィルム)などの素材、また表示を制御する回路・ICの開発も進んでおり、表示や書き換えの高速化が図られています。それぞれの良さがあるので、ぜひ比較してみてください。
デジタルペーパーの必要性
ペーパーレス化のメリットは主に4つあります。
- コスト削減
- 業務効率化
- 環境問題対策
- バックアップに強い
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
コスト削減
ペーパーレス化の大きなメリットはなんといっても、コスト削減です。紙代・印刷代・インク代、廃棄コストだけでなく、プリンターのメンテナンスコストや電気代の節約にもなります。さらに紙の書類を保管するスペースが不要になり、別の用途に使うことも可能です。また、人件費の削減にもつながります。例えば、会議に使う資料を印刷して配布する作業を省くこともでき、空いた時間を別の業務に使うことができるのです。
業務効率化
紙の書類の大きな欠点は、必要な書類を探すのに手間と時間がかかることです。しかし、ペーパーレス化によって、そのような作業は不要になります。端末上で保存されているデータに検索をかけると、一瞬で目当ての書類を見つけられるようになるのです。また、会社にいる必要がなくなり、取引先や主張先、自宅など、どこからでも書類にアクセスすることができます。デジタルペーパーがあれば、働き方改革やリモートワークの促進にもつながるのです。
環境対策
近年、企業にはCSR(企業の社会的責任)が求められています。紙を使用するということは、森林伐採しているということです。デジタルペーパーにすることで、持続可能な社会をつくるための取り組みとしてアピールでき、企業価値の向上につながります。
バックアップに強い
紙の書類は、紛失・盗難・火災による消失などで失ってしまうと復元不可能です。しかし、デジタルペーパーならば、データをクラウド上に保存しておけば、パソコンやサーバーが故障しても復元可能です。
株式会社F&Lソリューションでは、ペーパーレス化のツールを比較・検討されている企業様をサポート!
働き方改革やリモートワークが進むなか、今後はさらにデジタルペーパーの重要性は高まってくるでしょう。
株式会社F&Lソリューションでは、デジタルペーパーソリューションを提供しております。紙帳票で行っている運用をPDFとデジタルペーパーに置き換えることで、デジタル化を実現するものです。ペーパーレス化のツールを比較・検討されている企業様は、お気軽にお問い合わせください。
また、F&Lソリューションオンラインショップではデジタルペーパーで使えるテンプレートをダウンロード、アクセサリーや屋外での利用に必要な防水カバーも購入できます。
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社名 | 株式会社F&Lソリューション |
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代表者 | 上野 誠司 |
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