【顔認証システム】メーカーによって異なる?顔認証システムの認証精度や導入例をご紹介!
顔認証システムは近年目覚ましい進化を遂げており、スマートフォンのロック解除など身近な場面でも活用されるようになりました。
今回は、顔認証システムを導入するにあたって知っておきたい、認証精度や留意点、認証方式などをご紹介します。また、各メーカーの何を比較検討すればいいのか、具体的にどのように活用することができるのかについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
顔認証システムはメーカー毎の差が大きい?認証精度と留意点
顔認証システムを身近なところで目にする機会が増え、スマートフォンのロック解除以外にも銀行アプリのログインや、国際空港での出入国管理などの高いセキュリティレベルが求められる場所でも活用されています。
そのような点からも、顔認証システムがなぜおすすめなのかがおわかりいただけるのではないでしょうか。企業で導入する際には、認証の精度、安全性などが気になるところでしょう。ここでは、認証精度や留意点について詳しくご紹介します。
顔認証システムの認証精度

AI技術の発展やセキュリティ意識の向上に伴い、世界各国の企業が数多く生体認証技術を使ったビジネスに参入しています。そのなかでも顔認証システムは、様々なシーンにおいて活用が広がっており、利用者が拡大しているのです。
顔認証システムとは生体認証のひとつで、目、鼻、口、輪郭などの特徴から本人を識別するものです。生体認証は、体や行動の特徴をデータ化して保存し、実際に撮影されたデータと照合して本人を特定するものです。顔認証のほか、指紋や静脈などを使った生体認証もあります。
統計的な手法による顔認証システムがスタートしたのが1988年ごろ。アメリカでは1993年から顔認証システムのコンテスト(ベンチマークテスト)がはじまり、認証精度の評価が実施されています。第三者の評価を世界中の企業が受けることで技術は格段に発展し、認証エラー率は大幅に低減しました。
パスポートとの照合や決済など、より高い信頼が必要な場面においても活用されるほど、顔認証システムの技術は向上しているのです。さらに現代においては、メーカーによってマスクを着用しているかどうかのチェックや入退室の管理にも応用することが可能になっています。今後ますます顔認証システムの精度向上と利用拡大が期待されるでしょう。
活用シーンが幅広いこのシステムは、大きく次のように分けられます。
大規模な顔認証システム
利用目的は、入出国審査、国家のインフラ、犯罪調査への応用など。顔の向きや照明の変化により強い高精度な認証が、各メーカーで研究開発されています。
中小規模の顔認証システム
スマートフォン、カメラなど身の回りの様々な機器に搭載され、そのユーザーに最適な機能や情報をおすすめするようなサービスの向上などに使用。より小型・高速化の技術も発展しています。
顔認証システム導入時の留意点

認証技術が飛躍的に発展した顔認証システムですが、ただ設置すればいいのかというと、それは違います。いくつか留意点がありますので、見ていきましょう。
メーカーや製品によって認証精度に差がある
基本的に認証精度、セキュリティレベルともに高いですが、メーカーや製品によって性能に差があります。
※顔の経年変化や髪型の変化、マスクやメガネの着用時に認証できないメーカーや製品もあります。コロナ禍ではマスクの着用が基本のため、導入前に確認しましょう。
※印刷した写真やタブレット端末などの画像をかざしても認証される製品と、なりすまし対策で本人以外認証されないという製品があります。
※設置環境や周囲の明るさ、照明の種類などによって、認識の精度が落ちる場合があります。特に屋外に設置する場合は、逆光でも認証することができるか、水やホコリなどの影響を受けにくいかどうかなども確認しましょう。
プライバシーに配慮する必要がある
顔認証システムで得た顔データは「個人情報」に当たるため、目的の範囲内で利用しなければなりません。また、本人に対して、自身の個人情報データが取得されていることを認識させる必要があります。例えば、防犯カメラであれば「防犯カメラ作動中」などと、設置場所や店舗入り口などに掲示することが望ましいです。
顔認証システムを選ぶポイント
第三者の顔認証評価を実施しているかについてもメーカーによって異なりますので、ランキングなどもチェックするのもおすすめです。各メーカーで認証精度が高い製品、認証スピードと正確さなどを確認しましょう。また、顔認証システムの中には、温度検知機能が搭載されているものもあります。
メーカーや製品ごとに、これらの留意点について導入前に確認することをおすすめします。
顔認証システムはメーカー毎で様々!認証方法と活用シーン
顔認証システムにはどのような種類があるのか、どのような場所でどのようなことに使えるのか、といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。ここでは、これらの疑問を解決するため、顔認証の種類や認証方式、用途や具体的な活用シーンなどをご紹介します。顔認証システムの仕組みを理解しておくと、導入を検討するうえで役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。
顔認証システムの種類・認証方式

顔認証システムは、動画や画像から顔のパーツの特徴や大きさを認識してデータ化し、実際にスキャンした顔と照合する仕組みになっています。認証システムの種類と認証方式は次のとおりです。
2D顔認証システム
撮影された画像から、輪郭・目・鼻・口といったパーツの位置を計測し、データとして登録されている人物と照合して認証するシステムです。
【メリット】
- 一般的なIPカメラで導入可能で、特にセンサなどは不要
【デメリット】
- 化粧や髪型の変化、周囲の明るさによって認証精度が低くなる場合がある
- 写真や画像を使っても認証されてしまう場合がある
3D顔認証システム
赤外線カメラで、顔の凹凸などの奥行きもデータとして保存して認証します。
【メリット】
- メイクや髪型の変化に影響されにくい
- 暗い環境でも認証精度が下がりにくい
- 写真などでのなりすまし行為も判別できる
- 高セキュリティ
【デメリット】
- 赤外線対応の専用カメラの導入が必要
- 本体のサイズが小型化しづらい
認証に利用する機器には、デバイスの中にカメラや認証システムが搭載されている「エッジ型」と呼ばれるものと、防犯カメラなどからサーバーにデータを送り認証する「サーバー型」「クラウド型」と呼ばれるものがあります。
エッジ型
【メリット】
- ネットワーク環境に左右されにくく、安定している
- ファイルの送受信による遅延がない
- 高セキュリティ
【デメリット】
- デバイスを置くスペースが必要
サーバー型
【メリット】
- スマホやタブレットで顔認証することが可能
【デメリット】
- データ転送などの量によってコストが高くなる
- ハッキングや情報漏えいなどのセキュリティリスクがある
このようなポイントをふまえて各メーカーの情報を比較し、環境に適した製品の導入をおすすめします。
顔認証システムの用途・活用シーン

ここでは、顔認証システムを、どのようなシーンで活用できるのかを具体例を挙げてご紹介します。まず、基本的に「顔」が鍵になるため、ICカードや、利用者各自のパスワード管理なども不要です。そのため、紛失やパスワード忘れのリスクがなくなり、セキュリティや利便性がアップします。
オフィスや店舗など
- サーバールームや開発ルームなどのセキュリティの高い部屋への入室者制限
- 既存の勤怠管理システムと連携したスタッフの勤怠管理
- なりすましや不正の代理打刻などを防止
- セキュリティ管理
- 訪問者の行動分析
- VIP顧客の識別
- マスクの着用状態確認や体温検知
テレワーク・リモートワーク支援
- テレワーク中の社員の在席判断をし、作用時間、休憩時間、残業時間などを自動集計
- のぞき見やなりすまし検知でセキュリティを強化
病院・介護施設など
- 薬剤保管庫などの入室制限
- 非接触認証のため、手を使うことなく施設内の様々なシーンに対応可能
工場・倉庫など
- 倉庫への入退室管理がすることでセキュリティを強化
- アクセス制御、安全性の監視
- 両手が塞がった状態でも認証可能
学校・塾・スクールなど
- 不審者や部外者の侵入を防ぐ
商業施設など
- 遊園地、映画館、図書館などの入場パスとして使用
- 顧客やリピーターなどへ限定的なサービスを提供することが可能
公共交通機関
- 航空機への搭乗
- 入出国管理
飲食店や販売店
- お客様の年齢、性別、表情などを分析し、ニーズにあったサービスやメニューの提案
- 来店状況の管理
- マスク着用の有無や体温検知
顔認証システムはメーカー毎に認証の精度や機能をしっかり比較することが大事!
顔認証システムを導入することで、利便性だけでなくセキュリティも高めることが可能になります。コロナ禍においては、非接触という安全性を高めるメリットもあります。今後は、マスク着用時の認証精度向上などにより、導入される企業がますます増えていくでしょう。
導入にあたっては、用途・活用シーンの事項から具体的にイメージすることが大切です。設置される環境に適したメーカーや製品選び、業務改善、サービスの向上に本記事をぜひお役立てください。
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